大学職員の新卒採用は難易度が高いのか、についてお話しします。
大学職員の新卒採用は難易度が高い!
個人的な見解として、大学職員の新卒採用は難易度が高いと思います。
新卒枠を設けている大学は多くない
そもそも、新卒枠を設けている大学はあまり多くはありません。
限られた新卒枠に多くの学生が応募してくるので、倍率は相当高く、内定をもらうのは簡単なことではありません。
卒業生採用もごく稀
また、その大学の卒業生が、そのまま大学職員になるケースもあります。
卒業生は、大学のことをよく知るため、大学職員として採用されることもあるのです。
ただし、このケースもあまり多くないように思います。
実際に、私が働いていた大学でも、卒業生で大学職員になったひとはいましたが、そういうケースは5年に一人くらいでした。
なので、あまり卒業生を大学職員として採用しないのかもしれません。
もし、募集があったとしても、こちらも応募が殺到するので、なかなか簡単には内定はもらえないでしょう。
新卒は職務経験があまりない
むしろ、新卒よりも中途採用の方が、多いような気がします。
大学は、職務経験が豊富な人材を欲しがることもあります。
一方で、新卒だと職務経験はあまりないでしょうから、不利な面もあるのです。
新卒は若さという武器がある
しかし、新卒には若さという武器があります。
年齢が若いというのは、将来性もあり、採用されるひとつの要素でもあります。
今まで何を学んできたか
大学職員になるためには、学校で何を学んできたのか、しっかりアピールすることです。
もし、学んできたことが、大学職員としての仕事にも生かせられるものであれば、採用担当者も興味を引くかもしれません。
これまで学んできたことが、何か大学職員の仕事にも生かせられないか、考えてみると良いです。
大学職員は人気の職業
大学職員は、安定していて給料が高い職業として見られているので、人気な職業の一つです。
例えば、公務員試験を落ちたひとが、大学職員を目指すケースもあります。
多くのひとが魅力に感じている職業なので、必然的に応募が集まりやすく、激しい競争となるのです。
そもそも募集人数も限られている
また、そもそも募集人数も限られているので、相当な倍率になります。
多くの応募者から選ばれなければならないので、内定をもらうのは簡単なことではありません。
しっかりと対策する必要がある
ですから、大学職員になるためにも、しっかり勉強する必要があるでしょう。
大学職員の採用試験では、まず筆記試験が行われることが多いです。
筆記試験の内容は、大学によっても違うので、事前によく確認しておき、対策を取っておくことです。
小論文や面接はさらに重要
また、筆記試験だけではなく、小論文や面接はさらに重要です。
ここでは、なぜ大学職員になりたいのか、なぜこの大学を選んだのか、聞かれることが多いので、しっかり準備をしておくことです。
多くの応募者の中から選ばれるためには、大学職員やその大学についてよく知ることが大切です。