大学職員の中でも、広報を任されている職員は、非常に重要なポジションでもあります。
広報の大学職員は営業力が必要!
広報は、いわば大学をアピールする部署でもあります。
つまり、営業的な側面が大きく、広報を任されている職員は、営業力も必要とされます。
広報の営業力次第で、学校運営も大きく変わる
実際に、広報の営業力次第で、入学してくる学生数にも大きく影響し、ひいては学校運営にまで大きく影響するのです。
なので、広報の営業力というのは、学校を運営していくためにも、非常に大切なのです。
広報について、あまり理解していない職員も少なくない
しかし、実際問題として、あまり広報について理解をしていない職員も少なくありません。
なんとなく、危機管理が薄いのか、与えられた仕事をこなそうとするひとも少なくなく、広報という戦略的な営業が必要な部署でありながら、総務と同じような感覚で、流作業のようにこなそうとする職員も少なくありません。
なので、大学の広報は、営業的な側面で見ると、他の業界に比べて、営業力は弱いように思います。
これまでの同じような活動では、あまり意味がない
大学の広報は、なんとなく「そこまで営業しなくても学生は来る」と甘く見ているのか、広報に力を入れていない学校も少なくありません。
しかし、少子化が進み、学生も少なくなってきている今、そんな悠長なことは言っていられないでしょう。
これまでと同じような仕事をしても、学生数が減ってきているわけですから、安定した学校運営が行えるわけではないのです。
他ではやっていないことにこそ、価値がある
これからの広報で必要なことは、他ではやっていないような試みを行うことです。
単に学校見学に来た学生を相手にするだけではなく、まだ見ぬ潜在的な学生を見つけることです。
それには、これまで行っていた広報活動はもちろんのこと、さらにこれまで行っていなかったような広報活動をしていくことです。
大学内部から考える必要もある
また、大学内部についても考える必要があるでしょう。
自分の大学の良さは何か、他の大学との違いは何か、見出しアピールする必要があるでしょう。
もし、探しても強みがないのであれば、
です。もしかしたら、学校のカリキュラムが魅力的ではないのかもしれません。
今、本当に必要なカリキュラム、学校体勢は何か、考えていくことです。
これまで、疑いもなく行っていたものが、実は変化していく必要があるかもしれません。
漫然と日々の業務を行っているだけでは、変化に対応していくのは難しいでしょう。
ライバル校は、日々変化して時代のニーズに合わせているかもしれません。
そうなると、ますます自分の学校が取り残され、ゆくゆくは運営が難しくなる可能性があります。
保守的な考えは衰退を招きかねない
特に、大学は保守的な考えが強い傾向にあります。
しかし、保守的なままだと、時代の変化に対応できず、衰退する一方でしょう。
現に、学生数の減少で廃校になっている学校は、少なくありません。
今現在は大丈夫だとしても、将来は誰にもわからないのです。
大学を存続させていきたいならば、保守的な考えばかりにこだわらず、変化に対応する必要があるでしょう。
多くの大学が窮地に立たされている
今現在も、多くの学校が窮地に立たされています。
現に、生徒数の減少により、事業を縮小している学校もあります。
今後も生徒数は減り、ますます運営が厳しくなる学校が増えて行くでしょう。
経済的な困窮要因もあり、子供はなかなか増えません。
時代に合わせて変化していく必要がある
学生数が減ってきている今、これまでの運営方法では対応できなくなってきています。
広報も今までと同じような活動をしているだけでは、なかなか学生は増えていかないでしょう。
ただの流作業として行うのではなく、大学が変化に対応するにはどうすれば良いのか、戦略的に考えていく必要があります。