これからは、大学運営も特にマーケティングが必要だと思います。
大学職員の一人一人が、マーケティングの意識を持つことが大切です。
受験生を待っているだけの大学運営は終わりを告げた
日本は、少子化が進んでいます。
もう、これまでのように、生徒を獲得していくのも難しくなっています。
ただ大学運営を続けているだけでは、学生は受験をしてくれません。
誰もが知る有名大学ならまだしも、それほど名の知れていない大学が生き残るのは容易ではないでしょう。
これまでと同じ広報をしても生徒は来ない
しかしながら、多くの大学がこれまでと同じような広報をしています。
学生が減っていると知りながらも、なかなか変化に対応ができていないのです。
危機に気づかない茹でガエル
大学職員の一人一人が危機感を持たなければ、茹でガエルのように、変化しなければいけないことに、本当の意味で気づいていないのです。
特に、大学は保守的な考えが強いので、変化することを嫌う傾向にあります。
時代に即した宣伝が必要
しかし、時代に即した宣伝や経営をしていかなければ、大学が生き残るのは難しいでしょう。
大学が生き残るためには、今世の中は何を求めているのか、大学職員も敏感になることが大切です。
これまで行ってきたことが、当たり前のように続くわけではありません。
むしろ、今の時代にふさわしくないこともあるかもしれません。
いつまでも変わらぬカリキュラム
例えば、学校のカリキュラムも見直す必要があるかもしれません。
特に、学生数が減っているならば、はっきり言ってしまうと、学校のカリキュラムに魅力がない可能性もあります。
他校と同じようなことをしても、学生数が少ない以上、学生を獲得するのは難しくなっているのです。
社内政治にとらわれた学校経営
それにも関わらず、社内政治にとらわれている学校も少なくありません。
「誰が上の立場に立てるのか」ばかりを意識して、学校の運営そのものについて、深く考えているひとはそれほど多くないのではないでしょうか。
自分たちの立場ばかりにとらわれていると、学校運営そのものが危うくなるかもしれません。
大学職員の職場は、あまり他のひとの仕事や連携を意識するひとが、多くないように思います。
それぞれが個人の動きに走っていては、運営を大きく改善していくのは難しいでしょう。
旧態依然の大学の縮小化が止まらない
事実として、旧態以前の大学の縮小化は止まりません。
生徒数が減っているので、以前のような規模での運営が厳しくなっているのです。
当たり前のように起きている事実でありながら、自分たちの身に起こるまで、改善しようとしない大学も少なくありません。
今後は、大学運営もますます厳しくなるので、今のうちから変化をしていく必要は少なからずあるはずです。